2012年02月14日

2012年2月4日レクチャー・コンサート

2月4日土曜日に京都芸術センター・講堂で開催されたレクチャー・コンサートには
本当に沢山ご来場頂きました。心よりお礼申し上げます。
長岡京室内アンサンブル、初の試みとなったレクチャー・コンサート「明治の文豪と西洋音楽」。第1回は「夏目漱石とクラシック音楽」がテーマ。
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「漱石が聴いたベートーヴェン」の著者・瀧井 敬子先生(東京藝術大学社会連携センター特任教授)と聞き手・岡田 暁生先生(京都大学人文科学研究所准教授)が、
懐かしい旧小学校の机を並べて、興味深いお話をして下さいました。
プロジェクターでの写真も交え、明治黎明期の文豪と西洋音楽との関わりが紐解かれます。
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一部『苦沙弥(くしゃみ)先生、寒月くんにつれられて奏楽堂へ』。
夏目漱石がいかにクラシック音楽へ親しんでいったかが紹介されました。
演奏ではピアニストの船橋 美穂さんとヴァイオリンの石上 真由子さんが登場。
石上さんはなんとお着物で演奏!
ベートーヴェンと夏目漱石と同時代に生きた音楽家・幸田延ヴァイオリンとピアノのためのソナタを披露しました。
ベートーヴェンのソナタは言うまでもありませんが、
幸田延の作品も心に響く知られざる名曲です。
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第二部は『フロックコートででかけた早稲田時代の漱石』。
夏目漱石のおしゃれな一面が明かされます。船橋美穂さんのピアノでショパンのバラード3番と、漱石が実際に聴いたドヴォルザークのピアノ五重奏の第一楽章が演奏されました。
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第一ヴァイオリン:石上真由子さん、第二ヴァイオリン:森 悠子、
ヴィオラ:細川 泉さん、チェロ: 野村 朋亨さん。

リアルタイムでドヴォルザークの名曲を聴いていたなんて、現代のクラシックファンには羨ましい限り・・・。

最後は船橋美穂さんによる瀧廉太郎作曲ピアノ独奏曲「憾(うらみ)」で締めくくられました。
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まだまだ演奏もお話も聴きたい、聴き足りないという声も多く聞かれました。
2012年12月2日(日)にはこのレクチャー・コンサート「第2回 森鴎外」を開催予定です。
どうぞお楽しみに!
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2012年02月08日

2012年1月17日 レクイエム神戸

ながらくご無沙汰してしまいました。
2012年1月の長岡京室内アンサンブルの活動をご報告致します。


毎年1月17日は阪神・淡路大震災の追悼演奏会に「長岡京室内アンサンブルと仲間たち」として参加させて頂くのが恒例となっております。
第8回追悼演奏会「いのりのとき」は神戸新聞・松方ホールで行われ、今年もホールいっぱいのお客様にお越し頂きました。

前半は長岡京室内アンサンブルと仲間たちの単独演奏(グリーグ作曲「過ぎにし春」)で始まり、朗読を挟んで神戸いのりのとき合唱団と東京いのりのとき合唱団有志が上田益先生の混声合唱組曲を歌いました。
一部の最後は辰巳満次郎氏による創作能舞「光明」。辰巳氏自身がしても務め、能楽・能舞・声楽・弦楽アンサンブルが融合で前半が締めくくられました。

後半は上田先生作曲のレクイエム全曲が長岡京室内アンサンブルと仲間たちのオーケストラ・神戸いのりのとき合唱団並びに佐用町、東京いのりのとき合唱団有志により演奏されました。
大きな拍手に応え、アンコールは昨年8月に佐用町で初演された、やはり上田先生の手による「大切なふるさと」が歌われました。


来年2013年1月17日にも第9回追悼コンサート「いのりのとき」が予定されています。

上田先生のレクイエム・プロジェクトは阪神・淡路大震災被災地だけでなく、沖縄や佐用町にも活動の輪を広げ、昨年2011年3月11日の東日本大震災へも支援が始められています。
レクイエム・プロジェクトについての詳しい情報は下記のHPにて、ご覧下さい。
http://requiem-project.jp/
posted by 長岡京室内アンサンブル at 14:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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